真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ

大人気のゲームシリーズ『スーパーロボット大戦』サーガによって、巨大ロボットアニメの代表的な存在として認知されている『ゲッターロボ』のオリジナルビデオアニメです。
永井豪さん原作、石川賢さん漫画のこの作品にはハードな場面が多々あるのですが、今作はそういう要素が少なく、ある意味では安心して観ていられます。『東映まんがまつり』のようなものをつくろうとした、というスタッフさんたちの話からもそれがうかがえます。
ストーリーは最初の『ゲッターロボ』を下敷きにしたもので、かつてゲッターロボによって大打撃を受け、地下に再度潜伏していた「恐竜帝国」が、地上を取り戻そうとして第二次攻勢をかけてくるのに対し、一文字號、橘翔、大道剴の3人からなる新生ゲッターチームがネオゲッターロボにより、さらに封印を解かれた真ゲッターロボで立ち向かう、というものになっています。
旧作の主人公たち3人ももちろん登場しており、恐竜帝国の第一次攻勢を鎮圧させるために壮絶な戦死を遂げた巴武蔵の雄姿が冒頭で思い切り提示されます。ものすごいインパクトです。流竜馬は超人的な肉体で雑魚をバッタバッタと薙ぎ倒してくれ、神隼人は冷酷といえるほどのクールさで物事を淡々と進めていく、という原作とアニメ両面の性質を3人とも持ち合わせています。
そして今作の特徴の一つは、声優陣が豪華なことです。早乙女博士に富田耕生さん(バカボンのパパや、ヒゲオヤジなど)、帝王ゴールに内海賢二さん(ラオウなど)、バット将軍に若本規夫さん(アナゴさんやセルなど)、ガレリィ長官に辻村真人さん(『忍たま乱太郎』の学園長先生など)といった具合です。
特に、八奈見乗児さんが声を充てる、マッドサイエンティストの敷島博士が様々な新兵器で局面を打破していくシーンでは、『ヤッターマン』のボヤッキーを思い出して思わず笑ってしまいました。

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