シュタインズ・ゲート

このアニメの最大の面白さはきちんと伏線を回収しきっているというところです。昨今のアニメは伏線を引くだけ引いておいて、回収しきれずにおわるということが多々あります。この作品はそういうことがなく開始第一話から最終話までにすべての伏線をきちんと回収しきれています。タイムマシンを話の中心に据え、世界線やジョン・タイターなど実際に現実世界で話題となった要素を盛り込んでいるのも物語に親近感を覚え、没入感を増す要素として作用しています。キャラクターに関してもきちんと設定を作りこんであり、感情移入ができる人間性を表現しています。個人的に大好きなシーンは、ネタばれになりますが、クリス救出のためタイムマシーンにのった岡部が失敗して戻ってきた後のまゆりが岡部に活を入れるシーンです。これはサイドストーリーにより後日明らかになるのですが、そこがシュタインズ・ゲート世界線に到達するための最大の分岐点になっており、まゆりが岡部を受け入れてしまうと第三次世界大戦に向かう世界線へと移行してしまいます。それをはねのけ、皆が望む世界線へむけての主人公の復活というシーンは何度見ても胸が熱くなります。この時だけは鳳凰院凶魔が好きになるはず。その時にスカイクラッドの観測者が流れるのもとてもいいです。ゲーム版をプレイしていた方たちは感慨深い演出だと思います。そこからはエンディングにむけて一直線なんですが、もちろんそこに至るまでの葛藤や迷いが描かれているシーンも見逃せません。最終話でも言われますが、すべて”なかったことにしてはならない”のです。物語の経過を観察することで初めて真のエンディングへとたどり着くことができます。ぜひ視聴する際は、大変だと思いますが一話も飛ばすことなく全話一気見していただきたいです。まぁこんなこと言わなくても見始めたらきっと飛ばせないくらい面白くなってると思います。

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